この記事は「セカンドライフ技術系 Advent Calendar 2016」のために書きました。
他の技術系の記事はこちら
細かい表情や指の動き、それに加え天使の羽や尻尾や四足の動きの出来るアバターが作れるようになりました。
BlenderとAvasterで新しく追加されたボーンのTailの部分を使って動くしっぽを作ってみたいと思います。
実装されたばかりで情報もあまり無いため間違ってたりするかもしれませんので、制作日記という形で記録重点で行きたいとおもいます。
とにかく作ってみたかったんだ
とりあえずBento対応のAvastarをインストール
この記事を書いている時点のBento対応の最新版はAvastar2.0-23なのでダウンロード。そしてインストール。
Machinimatrix
BlenderでBento対応アバターを出す
Blenderを起動。通常のAvastarと同じようにshift+Aでアバターを出す。通常版と違って、Basic(今までのやつ)とExtended(Bento対応の)の二種類。
今回はExtendedを選択。
でた!
あれ?
rez直後は羽や尻尾は非表示になっているみたいなのでRig DisplayからとりあえずBento対応の骨を全部表示するとこんな感じ。
顔と手にみっちりボーンが詰まっている |
尻尾のメッシュをつくる
今回は猫のしっぽを作ろうと思います。
通常のリグ入りのメッシュと同じようにバインドする、今回はBoneでバインド。
余分な場所にもウェイトがのってたのでRemove Weightで消す。調整。
Collada形式に書き出し。特に設定は変更なしで大丈夫みたい。
SLにアップロード、これも特に変わった事はしない。
装着。刺さってるみたいに。 |
尻尾の部分はSLの基本のアニメーションでは動かないので、別にアニメを用意する必要があるみたい。
で、アニメをつくる。緑色のControl bonesを使って通常のAvasterでつくるのと同じ要領で作れる。尻尾の部分だけ固定。
できたー!
尻尾の場合、普通のリグ入りメッシュをつくるのと変わらない感じ。でもアニメがないとただの棒。尻尾を伸ばそうとか余計なことをしようとしなければ結構簡単でした。
実はFile> Open Template >Bento angelでBento全部入りのアバター出すことができる。
とりあえず動かしてみたい人はこれを触ってみるのもいいのかも。
-------------------------------------------kiritori-----------------------------------------------------------
ここから先はもっと適当にやってるので間違えてるかもしれませんので注意
もっといい方法があったら教えて><
でも、しっぽがちょっと短いような…伸ばせるかな??
今回はながい恐竜の尻尾
やっぱりもう少し先まで骨を入れたいかなー
緑色のControl bonesを一回伸ばして、バインドしてウェイトを塗ってからそのまま骨の位置を確定しないでエクスポートすればいいんじゃないかなーどうかなー
この画面で骨の回転やら位置やら制限解除出来る |
まだウェイトは塗ってない、emptyでバインド |
あーだめかもー
なんでかColladaでエクスポートも出来ないのでウェイトを全部消して、
"Snap rig to pose"がそれっぽいので押して、骨がうにょっと変形した
そしてウェイトをぬりぬり
あ!いいかも!
うごかす
さっきの猫の尻尾アニメを再生するとグチャっとする。この恐竜の骨で専用アニメを作れば行けるかも。
この恐竜用のアニメを作って…再生!
できたーー!
SLのボーンがどうなっているかは Develop > Render Metadata > Joints で見ることが出来る
このページで作った尻尾と尻尾用アニメをメインショップに置いておくので、どんなものか試したい方どうぞ〜。
http://maps.secondlife.com/secondlife/Nautilus%20-%20Shalim/113/234/4087
参考
avastarさんのページがすごくいい情報ばかりなので一回読んだほうが良いかも。
Rigging
http://avastar.online/help/rigging/
Bone Constraintshttp://avastar.online/fragment/bone-constraints/
※avastar2.0.23でBlenderを終了して、ファイルを開くとRig Displayが通常のアバター用のものになってしまうバグもあるので注意。次回のアップデートで直るらしいよ。
あー |
さっきの猫の尻尾アニメを再生するとグチャっとする。この恐竜の骨で専用アニメを作れば行けるかも。
この恐竜用のアニメを作って…再生!
できたーー!
SLのボーンがどうなっているかは Develop > Render Metadata > Joints で見ることが出来る
このページで作った尻尾と尻尾用アニメをメインショップに置いておくので、どんなものか試したい方どうぞ〜。
http://maps.secondlife.com/secondlife/Nautilus%20-%20Shalim/113/234/4087
参考
avastarさんのページがすごくいい情報ばかりなので一回読んだほうが良いかも。
Rigging
http://avastar.online/help/rigging/
Bone Constraintshttp://avastar.online/fragment/bone-constraints/
※avastar2.0.23でBlenderを終了して、ファイルを開くとRig Displayが通常のアバター用のものになってしまうバグもあるので注意。次回のアップデートで直るらしいよ。
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